先日、松本市芳川消防署の方をお招きし、普通救命講習を受講させて頂きました。
急病や交通事故などの救急事象が発生した際、救急隊が現場に到着するまでの間、
居合わせた方の適切な応急手当てが速やかに実施されることによって、傷病者が救命される可能性が高くなります。
しかし、動かさない方がいいのでは、まず何をすればいいのか分からない、といった理由で、
適切な応急手当がなされず、救命のチャンスを逸してしまう事例も少なくありません。
不足の事態が発生したとき、少しでも救命の可能性を高める為、講習を受講させて頂きました。
講習では、心肺蘇生法、AED の使用法、嘔吐物をのどに詰まらせてしまった場合の対処法など学ばせて頂きました。
胸骨圧迫30回+人工呼吸2回のセットを3セット繰り返して次の人に交代しましたが、これだけでもかなり体力を消耗します。
実際は、救急隊が到着するまでの時間は9分。
3セットでは足りません。
また119番通報をする人やAEDを用意する人など、担当を確実に素早く決めて対応しないといけません。
実際の現場に居合わせた全ての方の協力と連携がないと、一人では救命ができないと、実感いたしました。
3時間の講習は無事終了です。
最後に修了証を頂きました。
学んだことを忘れないように、いつでも復習し、対応できるよう努めて参りたいと思います。